サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「正直、狙い目でした」「元同僚がスコスコと…複雑な気分ですが」チュニジア戦、元日本代表FW久保裕也が語る「鎌田大地+中村敬斗の可能性」とは
posted2026/06/25 11:08
チュニジア戦先制ゴールを奪った鎌田大地とアシストの中村敬斗
text by

茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph by
Kiichi Matsumoto/JMPA
チュニジアは元同僚がスタメン…正直、狙い目だった
――日本のW杯グループステージ第2戦、対戦相手のチュニジアはスウェーデン戦直後にラムシ監督を解任し、ルナール新監督が就任して、何をしてくるか分からないという中でのキックオフだったわけですが……。
久保:先制点が早かったのが良かったですよね。チュニジアはブロックを作るけれどプレッシャーをかけるタイミングもなく、その意思も見えませんでした。かといって裏のスペースが空いていないわけでもなかったので、最終ライン裏が狙える状態だった。特に日本から見て右サイドなどは崩しが上手くいっていたし。相手の脅威がほとんどなかったなと個人的には思いました。攻めあぐねることもなく、いい形で先制できたので、そこからゴールを積み重ねるのは時間の問題でしたね、。
――解説を聞いていて「えっ」と思ったのは、チュニジアの最終ラインに入っていたディラン・ブロン選手とプレーした経験があるということで。
ADVERTISEMENT
久保:そうなんです! ベルギーのヘント時代にチームメートで。だからディランと試合前に連絡を取ったんですよ。さすがに「明日出るの?」とは聞かなかったですが(笑)、明日スタジアムに行くよという感じで送ったんです。「グラウンドの近くに来てよ」と言われたのですが「僕は解説で行けないから手を振るね」というやり取りをインスタグラムでしました。ただ正直に言えば、スタメンで出るとは思っていなかったんです。
――なぜでしょう。
久保:彼は特徴として、前にいる選手に対して結構食いつきやすく、先ほど話した裏が狙える状態ができやすいんですね。監督交代を受けて彼がスタメンで出ていたので、ここが狙い目だなと正直なところ思っていました。
鎌田と中村敬斗に注目していたワケ
――結果として、日本は狙い目を生かせていた。

