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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
久保建英でも、中村敬斗でも、鎌田大地でもない…オランダ人記者がW杯日本戦で「文句なしの最優秀選手」と評価した日本代表の“意外な選手”とは?
text by

中田徹Toru Nakata
photograph byKaoru Watabe / JMPA
posted2026/06/17 17:01
W杯の初戦で強豪・オランダと引き分けた日本代表。相手国の記者が最も衝撃を受けた選手は誰だったのか
ちなみにヤンセン記者はオランダの専門誌でNECナイメーヘン番を務め、何度も小川航基を取材してきた。W杯直前にはロングインタビューを行い、NECでスタメンの座を失った小川の苦悩とW杯への熱い思いを記事にした。
だからこそ88分、伊東純也のCKを完璧に叩き込んだ(ように見えた)小川のヘッドには感慨深いものがあったという。
「見ていて最高だったよ。ゴールが公式に彼の得点にならなかったのは残念だった(※記録上は鎌田大地のゴール)けれど、彼が途中出場から、しかも頭で決めるというのは僕にとっては全く驚きではない。
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航基には途中から入って試合の流れを変える特別な才能があるし、ヘディングが抜群に強い。それはもちろんNECでも見てきたことだけれど、今回、世界の舞台でもそれができることを証明してみせた。オランダを苦しめたとはいえ、ナイメーヘンの誰もが彼の活躍を嬉しく思ったはずだよ」
オランダメディアの“日本チーム評”のリアルは…
彼らの話を聞いていて感じたのは、そもそもオランダメディアは試合前から日本というチームのことを相当に高く評価していたという事実だ。引き分けという結果にももはや驚きはなく、自国チームへの落胆もない。
日本はサッカー強国・オランダであっても簡単に勝てる相手ではなく、敗れる可能性も十分にある相手――。決して社交辞令ではなく、フラットにそんな評価を下していたように聞こえた。
過去に3度のW杯準優勝を誇る強国メディアからのその評価こそが、現在の日本代表チームへの最大の賛辞なのかもしれない。

