- #1
- #2
サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
サッカー日本代表に「関係7選手が選出」…有力選手量産の“虎の穴”シント・トロイデンってナンだ? 人口4万人「小さな町のクラブチーム」が大躍進のウラ話
posted2026/06/10 11:01
北中米W杯の日本代表に選出されたシント・トロイデン(ベルギー)の谷口彰悟。今大会、同クラブに縁のある代表選手は実に7人に及ぶ
text by

中田徹Toru Nakata
photograph by
Getty Images
北中米W杯の開幕が迫ってきた。史上最強と謳われる日本代表への期待は高いが、そんなチームにベルギーリーグのシント・トロイデン(STVV)からDF谷口彰悟、FW後藤啓介が選ばれた。実はこの2人だけでなく、OBを含めれば実に代表の7選手が同クラブに関わりを持つ。果たして人口4万人の町のクラブがなぜ、続々とサムライブルーの選手を輩出できるのだろうか?《NumberWebレポート全2回の1回目/つづきを読む》
今から9年前…日本企業がクラブを買収
日本企業のDMM.com社がSTVVを買収したのは2017年秋のことだった。以来、28名もの日本人選手がSTVVでプレーし、その多くがチームの主力として活躍してきた。
このクラブの日本サッカー界への貢献度の高さは計り知れない。そのひとつが日本人選手の欧州登竜門としてベルギーリーグへの門戸を大きく開いたことだ。
18年1月にアビスパ福岡から移籍した冨安健洋は、STVVのDMMプロジェクト第1号だった。さらに18−19シーズンには遠藤航、鎌田大地が加入。チーム力が一気に上がり、チームも7位という好成績でフィニッシュした。
ADVERTISEMENT
その後は冨安が700万ユーロ(推定、当時の日本円で約8億5000万円)という高額でボローニャに移籍したことから、“日本人選手”は一気にベルギー国内で人気銘柄になった。今年の5月28日、ユニオン・サンジロワーズと契約を結んだハーフナー・ニッキはベルギーで86人目の日本人選手だ。
富安以降、STVVから欧州の各クラブへジャンプアップする選手が増えたこともあり、日本代表の選手供給源としても同クラブの価値は高まった。

