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「こんなデータは見たことが」日本代表MFの体力をドイツ監督ベタボメ「英語学びたくて…お酒は飲まないですけど」「疲労は来なかったです」24歳の素顔
posted2026/06/21 06:02
W杯日本代表に合流前、インタビューに応じてくれた際の鈴木唯人
text by

ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph by
Tadashi Hosoda
初の海外移籍で「線が細い」出場ほぼなし
鈴木唯人のキャリアは、順調な道のりではなかった。むしろ、新しい環境に飛び込むたびに、壁にぶつかってきた。
「難しい時期や出られない時期があることは、最初から覚悟しているんです」
ただ、特筆すべきは、彼の壁との向き合い方だ。
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「毎回移籍する前は絶対に活躍できると思っていますよ。でも、同時に、難しい時期があるのも普通だと思っています。だから、実際にぶつかったときに、何とも思わない。その期間をどれだけ短くできるか。それだけを、“今回も”考えていました」
鈴木は、パリ五輪世代のエースとして年代別日本代表で10番を背負い、将来の日本代表を担う存在として期待を受け続けてきた選手だ。それゆえに、そうした考え方は世間の人からは意外なものに映るかもしれない。
しかし、鈴木は絶対に失敗しない男ではない。むしろ、過去の経験から学び、同じ失敗は絶対に繰り返さないタイプという表現が正確だろう。
2023年1月、初めての海外移籍としてフランスのストラスブールへ渡ったときもそうだった。フランスでの日々は、想像していた以上に厳しかった。出場機会はほとんど与えられず、「線が細い」とも言われた。
「ストラスブールは普通に残留争いをしていたので。遠い日本から来た若造を、大事な試合で使うかと言われたら……。今、フライブルクで主力として試合に出ている立場からすれば、『そんな選手は使わないでくれ』と思うのは納得できます」
英語を学ぶためバーに…お酒は飲まないですけど
ここに、鈴木唯人という人間の本質がある。理不尽だと嘆くのではなく、使われなかった理由を相手の立場に立って理解する。そして、自分に足りなかったものを特定し、次の環境では真っ先に手を打つ。
その証拠に、デンマークのブレンビーへと移籍した彼が最初に取り組んだのは、サッカーの技術ではなく、英語だった。

