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「こんなデータは見たことが」日本代表MFの体力をドイツ監督ベタボメ「英語学びたくて…お酒は飲まないですけど」「疲労は来なかったです」24歳の素顔
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ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byTadashi Hosoda
posted2026/06/21 06:02
W杯日本代表に合流前、インタビューに応じてくれた際の鈴木唯人
「自分がボールに関わらない場面の方が、ボールに関わっているときよりも走れているなという感覚が今はあるんですよ。例えば、相手のロングボールの場面では、『必ずスプリントで戻れ』と言われていて、セカンドボールを良い場所で拾えるところまで戻らないといけない。そして、ボールを拾ったら、今度は長い距離を走って出て行かないといけない。要は、その連続ができるようになったということですね」
そのおかげでチームメイトからは「マラソン選手みたいだな!」と言われ、スプリント回数や走行距離を見たシュスター監督からは「こんなデータ、見たことないぞ」とほめられるまでになった。
体力がついたのか。それとも、意識が変わったのか。
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「シーズンの最初の頃は、上下動を続けて60~70分たったら、『しんどいな』と思っていたのが、今では最後までスプリントできます。慣れですね、多分」
ユイトは真剣に取り組んでくれた
思えば、昨シーズン、フライブルクでシーズン10得点を記録した堂安律も圧倒的な運動量を誇ってきた。シュスター監督は堂安をたたえるとき、しばしばこう話した。
「みんなはリツの得点について語るが、彼があれだけのハードワークをした上でゴールを決めていることがすごいのだ」
ハードワークはこのチームに欠かせないものだ。だから、GMを務めるヨハン・ザイアーは鈴木をこうたたえる。
「ユイトは我々のスタイルのなかで重要なことをしっかり吸収し、本当に真剣にそれを取り組んでくれた」
何より、鈴木のことを最も高く評価しているのは、他ならぬシュスター監督だった。
「少し落ち込んだり、あきらめたり、言い訳をしたり、『移籍は正しかったのか』と自問したりすることもできるでしょう。しかし、そうではなく、自分の袖をまくり、(求められていることに)必死で取り組むという道もあります。唯人が選んだのは後者でした。それこそが、成長のために欠かせないものなのです」
“スパイクの変更”にも唯人の考えが
ただ、ハードワークを続けていれば、疲労もたまる。その疲労に打ち勝つため、鈴木は一つのトライをしていた。それがスパイクだ。ヨーロッパでプレーする日本人選手の多くが履く取替式(金属式のスタッドがついているもの)のスパイクではなく、固定式のスパイクを履き続けたのだ。

