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市場価値44億円の日本代表MF「W杯でブレイクするので」「(三笘)薫くんみたいな」鈴木唯人24歳がニヤリと語った「すんごい自信」の源〈インタビュー〉
posted2026/06/21 06:03
ケガ人が続出した日本代表シャドーにあって、鈴木唯人は自身の語る通り「W杯でブレイク」できるか
text by

ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph by
Pat Elmont - FIFA/Getty Images
ドイツ絶対王者の名将から称賛されたワケ
この先10年以上、世界のサッカー界を引っ張っていくであろうヴァンサン・コンパニ監督が名指しで称賛したのが鈴木唯人だった。
「実に、素晴らしい選手だ」
4月4日、日本代表のイギリス遠征直後のこと。鈴木の所属するフライブルクとバイエルンによる試合後の記者会見で、敵将から賛辞を送られた。
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あの試合で、「ユイト・スズキ」の存在をドイツ王者に一発で知らしめた場面があった。センターサークルを少し越えたところでパスを受けた鈴木が、30m近くドリブルで運び、ブンデスリーガ最高のセンターバックの一人ヨナタン・ターが待ち構えているのに、恐れるそぶりもなくペナルティエリアへと突進していったのだ。ター相手に、あのプレーを選べる選手は、なかなかいない。ターはたまらずファウルで止めた。当然イエローカードが出されたが、チームメイトが主審にレッドカードを出すべきだと主張した場面だ。
「あのまま普通に抜いて、フィニッシュまで行きたかったです……」
そう振り返ったあのプレーには、試合へ上手く入るための鈴木なりの方法論が詰まっていた。
「あの試合、序盤に何回かミスしているんですよ。まず、1人で仕かけていいところで、パスを通そうとして引っかかった。中盤のルーズボールを味方につなごうとして、相手にさらわれたときもありました。2つのミスをした自分が嫌で。『次のチャンスがあったら、何が何でも、突っ込もう』と。1回思いっきり突っ込んだら、その後はピッチの状況もよく見えるようになるので。成功したら自信になるし、失敗したら『じゃあ、次は冷静にパスをしてもいいか』と考えられるようになる。とりあえず、そういうシーンを作りたかったんです」
市場価値44億円…日本人2番目の高額に
あのシーンに象徴される鈴木のプレーは、敵将コンパニの目にも強く焼き付けられたのだろう。そこから2週間以上がたってから、名将は再び鈴木の名前を挙げることになった。

