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「最高時速は36km」でU-21日本代表に初選出…「兄は“日本最速男”」サニブラウン・ハナンって何者? 元日本代表MFが「もうひとりのお兄ちゃん」
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新甫條利子Eriko Niiho
photograph byJ.LEAGUE
posted2026/06/05 06:33
U-21日本代表に初選出されたアビスパ福岡のFWサニブラウン・ハナン。兄は3度の日本選手権100m制覇の経験を持つサニブラウン・ハキーム
GK藤田和輝から大きく前線に送られたボールに、ハーフウェーライン手前から加速したサニブラウンが、トゥーレルとンドカ・ボニフェイスの間をこじ開けて突破しようと試みた場面だった。
1点ビハインドの劣勢だったが、最後までゴールを狙う気迫あふれるプレーには、チームメートで4月度の月間MVPと月間ベストゴールをW受賞した見木友哉も「ハナンのスピードは、可能性を示してくれた」と絶賛した。
「兄と同じオリンピックに出たい。同じオリンピックに、違う競技で」
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ハナンはそんな風に、2年後のロサンゼルス五輪を夢見る。
大舞台に通じるステップの一つが、今秋のアジア競技大会(愛知・名古屋)になるだろう。しかし、日本代表を懸けた競争は激しい。今回のU-21欧州遠征組だけでなく、A代表のトレーニングパートナーとして帯同しているU-19日本代表のメンバー、何より北中米W杯日本代表に選出された塩貝健人(ヴォルフスブルク)と後藤啓介(シントトロイデンVV)という2人の五輪世代もライバルとなる。
スピードは「負ける気がしない」
それでもあのスピードは唯一無二だ。ワンプレーで、あれだけ観客をワクワクさせてくれる選手は、そう多くない。
「スピードだったら、負ける気がしない」
U-21日本代表の欧州遠征で、サニブラウン・ハナンのスピードはどこまで通用するのか。相手が速ければ、速いほど、強ければ、強いほど、まだまだ眠っているポテンシャルが覚醒するかもしれない。

