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「スタッフとは話しましたよ」吉田麻也招集のウラの意味は“あの対戦国監督”の情報収集? 長友佑都は「最後のつもりないでしょ、アイツ」
posted2026/06/03 11:02
日本代表壮行試合アイスランド戦に緊急招集され、10分強出場した吉田麻也。その意味は彼の「花道」だけだったのか?
text by

佐藤俊Shun Sato
photograph by
Kiichi Matsumoto
前半13分、吉田麻也が交代を告げられた。
日本の選手とアイスランドの選手が花道を作り、全員とハイタッチ。長友佑都とハグをした後、遠藤航にキャプテンマークを渡した。2010年1月アジアカップのイエメンからアイスランド戦まで国際Aマッチ127試合、ブラジル、ロシア、カタールW杯で主力として活躍した鉄人は名残惜しそうにピッチを出て、万雷の拍手のなか、ベンチに消えた。
「10分ならフルスロットルでいけたというのはあった。相手の戦い方も分かっていたし、自分の良さを出すためにはどうしたらいいかを考えていた。なかなかあの時間の中でいろんなことを出すのは難しいけど、やるべきことに集中した自分の良さを出すためには、どうしたらいいのか。まずはやれることをやろうと。最後、自分には十分すぎるほど豪華な花道を作っていただいて恐縮です」
長友の“本音”
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吉田がプレーし、ピッチを後にする姿を特別な感情を持って見ていたのが長友だった。
「何とも言えない複雑な感情でした。嬉しさもあり、寂しさもあり、彼と最後になるのかっていう寂しさが勝ってたのかな。ちょっと胸が熱くなりました。彼の日本サッカー界への貢献っていうのは間近で自分は見てきたし、肌で感じてきたんでね。一緒にピッチに立ちたかったのは本音です」
吉田と長友は、W杯で3大会を戦った。
ブラジル大会では長友を始め、攻撃的にいく選手たちに吉田は守備の重要性を説いていたが、その攻撃が機能せず、グループリーグで敗退。悔しさを噛み締めて終わった。
ロシア大会では直前にヴァイッド・ハリルホジッチから西野朗へ監督が交代するなか、キャプテンの長谷部誠とともにチームをまとめた。ベスト16で優勝候補ベルギーを追い詰めたがあと一歩及ばず、「ベスト16の壁は甘くない」とロストフで涙を流した。


