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「スタッフとは話しましたよ」吉田麻也招集のウラの意味は“あの対戦国監督”の情報収集? 長友佑都は「最後のつもりないでしょ、アイツ」
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佐藤俊Shun Sato
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/06/03 11:02
日本代表壮行試合アイスランド戦に緊急招集され、10分強出場した吉田麻也。その意味は彼の「花道」だけだったのか?
カタール大会では主将として前に立ち、ドイツ、スペインを破る快進撃を続けたが、終始「これで俺たちは強いとか、いけるなんて慢心したら痛い目に合う」と、上気するチームに釘を刺していた。
しかしまたもベスト16でクロアチアにPK戦で敗れ、「この壁を破るために、4年間いろんなものを取り入れてチャレンジしてやってきた。最後、結果が出なくて悔しい」と目を真っ赤にして言った。試合後、吉田は「どの強いチームも、個で守れる選手が求められる時代。冨安(健洋)、板倉(滉)、伊藤(洋輝)とかは、そういう姿勢でやっていかないといけない」と、守備陣に一層のレベルアップを求めた。
次々と生まれた後継者たち
吉田が代表に残した最後の言葉を実行するかのように、冨安、板倉、伊藤はステップアップし、さらには鈴木淳之介という個でも戦えるDFが代表に入った。こうした選手が生まれてきたことは偶然ではなく、吉田がベスト16という壁を打ち破るために、次の代表に残してきた言葉が脈々と受け継がれてきたからだろう。
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その代表格のひとり、冨安は吉田がカタールW杯後、代表から外れた時に電話で「22番をつけさせてください」と伝えた。
吉田は、それが非常にうれしかったという。
「今まで代表で若い選手がどんどん入ってきても、1回も感じたことがなかったけど、トミが19歳でアジア杯前に入ってきた時に、初めて『あ、抜かれるな』と最初に思いましたし、やっぱり抜かれた。でも、日本が成長する上で正しい道のりだし、トミがステップアップしてビッグクラブでプレーしてくれたことで、次の選手たちの扉が開いたと思う。まだまだ頑張ってほしい」
冨安は、その言葉を笑みを浮かべて聞いていた。
「麻也さんの隣でたくさんのことを学ばせてもらいながら、試合や練習をさせてもらった。本当にこの場にいられてよかった」


