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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「どうしたらいいでしょうか」三笘薫が“絶対しなかった質問”とは? 恩師が驚いた“もう一つの才能”「W杯絶望か」今だから知りたい三笘薫の原点
posted2026/05/15 11:02
世界トップクラスのアタッカーに上り詰めた三笘薫(28歳)。筑波大時代の恩師が若き日の三笘を振り返った
text by

小井土正亮Masaaki Koido
photograph by
Mike Hewitt/Getty Images
プロ選手にとどまらず、指導者や審判、トレーナー、教員とサッカー界に多くの人材を輩出してきた筑波大学蹴球部。2014年から監督として指導してきた小井土正亮氏の育成術をまとめた著書『「教える」を手放す 人とチームの自律を引き出すコーチング』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)より、教え子の一人であるサッカー日本代表・三笘薫のエピソードを抜粋して紹介する。恩師が最も評価する三笘の“圧倒的な自立(セルフマネジメント)”とは?《全2回の前編/後編に続く》
フロンターレ昇格を断って筑波大へ
彼が筑波大学への進学を希望していると、当時所属の川崎フロンターレ育成部の指導者から連絡があり、大学の練習に参加してもらいました。パッと見て、これは「モノが違う」と感じました。いまと変わらず、長い手足からしなやかにボールを扱い、一瞬のひらめきで相手の逆をとるドリブルは誰かに教えられてできるようになるものではありません。
その後、本人からどのような大学生活を過ごしたいと考えているのか、キャリアプランなどを確認したうえで、推薦入試への受験を経て、進学が決まりました。
彼が自ら成長していくだろうと感じた理由は2つあります。

