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W杯日本代表の負傷禍は三笘薫、遠藤航だけでなく鈴木唯人も鎖骨骨折だが…“断崖絶壁の敵地”ELでカメラマンが見た「順応した頼もしさ」とは
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中島大介Daisuke Nakashima
photograph byDaisuke Nakashima
posted2026/05/15 06:11
鎖骨骨折が報じられたものの、負傷の程度が軽いとされる鈴木唯人。所属するフライブルクはEL決勝進出を果たした
また果敢に声を上げ指示を飛ばし、さらに審判とも声を掛け合うような姿からは、アウェーでのEL準決勝という舞台にも動じない、欧州サッカーへ順応した頼もしさを感じられた。
疲れの見え始めた鈴木は81分に交代、フライブルクとしてはホームでの2ndレグを見据え、同点決着でも構わないというやや守備を強化する交代策だったが、アディショナルタイムに入った92分、痛恨の失点で敗戦となってしまった。
ただ前述のように、ホームでの2ndレグでは早い時間帯での相手の退場もあり、ホームの利を活かしたフライブルクがトータルスコアで逆転し、決勝への権利を手にしている。EL決勝は5月20日、イスタンブールで行われる。
試合翌日、世界遺産の街を歩く
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翌日は折角なので、世界遺産へ足を延ばした。
ポルトガルの中でも教会が一番多い街といわれ、祈りの街の別名も持つ。その中でも有名なのが、世界遺産のボン ジェズス ド モンテ聖域。市バスで30分ほどの郊外の山頂に立つボン ジェズス教会を中心とした聖域。山道を抜け最上部へつながる、折り重なるように続く白壁の階段は577段ある。
神聖な雰囲気を感じながら見下ろす眺望も美しく、多くの人が訪れていた。
街へ戻ったランチでは、ポルトガル名物のタラのクリーム煮が絶品。また若い微発泡ワインのビーノ・ベルデは、グラスに並々つがれて1ユーロの安さ。近年、首都リスボンの不動産は、欧州で最も上昇率が高い場所の一つと言われるほどで、それに伴い飲食店でもインフレを感じさせている。
ただブラガのように、郊外の街まで足を延ばすと、まだ古き良きのんびりとした雰囲気を感じることができた。





