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「自分でもクソガキやと思う」号泣で話題“スーパー1年生”はワガママ問題児だった? 天才少年が人生で初めて言われた「お前のせいで負けた」
posted2026/05/08 11:00
春高バレーで活躍した清風・西村海司。2年生になり、エース番号を背負う
text by

田中夕子Yuko Tanaka
photograph by
Yuko Tanaka
春高バレーで大きなインパクトを残し、「スーパー1年生」として注目を集めた清風高校・西村海司。2年生ながら新年度を迎えたチームで中心選手となる西村だが、ここまでの成長のウラには卒業した先輩たちの“厳しい言葉”があった。〈NumberWebインタビュー全2回の前編〉
スーパー1年生が迎えた新たな春。
新学期を先駆けて開催された私立高校の全国大会「さくらバレー」で連覇に貢献した清風高校の西村海司は、3日間の大会をこう振り返った。
「めちゃくちゃ脚が攣りそうです。春高が終わってからラントレとか、エグいぐらいやっているんですけど、まだまだですね」
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惜しくも準優勝に終わった今年1月の春高バレー。優勝した京都・東山高校の岩田怜維や、その東山と大会屈指の名勝負を演じた鎮西高校の一ノ瀬漣といった2年生エースが話題を集めるなか、大会の主役に匹敵するほどの鮮烈な印象を残したのが1年生の西村だった。
春高を終えるとフォロワー急増
西村のハイライトは準決勝・駿台学園戦。チームはフルセットの末に勝利したが、第5セット途中で両脚が攣った西村は交代を余儀なくされた。涙をこぼしながら、今にもコートに飛び出そうとするその姿に心を動かされた人が多かった。
他ならぬ西村自身も、“春高効果”を思わぬ形で実感していた。
「大会前はインスタ(グラム)のフォロワー数が4000人ぐらいだったんですけど、今は1.2万人まで増えました。(春高直後の)新人戦も、試合を見るギャラリーの数がすごかったし、いろんな人に声をかけられて。正直、戸惑うことのほうが多いですけど、小さい男の子に『ファンです』って言われた時は嬉しかったです」

