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「現実的でない。オオタニは不利だ」否定の声も…ドジャース大谷翔平が得られていない“最後の栄誉”…あの米経済紙も言及「メジャー最高の投手か?」 

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水次祥子

水次祥子Shoko Mizutsugi

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photograph byNanae Suzuki

posted2026/04/16 06:01

「現実的でない。オオタニは不利だ」否定の声も…ドジャース大谷翔平が得られていない“最後の栄誉”…あの米経済紙も言及「メジャー最高の投手か?」<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

全米最大の経済紙も記事で言及した「大谷翔平がサイ・ヤング賞を獲得する可能性」

 元ナショナルズGMで解説者のジム・ボウデン氏は別の専門テレビ局CBSスポーツの番組で「現実的ではないと思う。6人ローテで回っているので、通常の5人ローテで回っている投手と比べると不利になるし、サイ・ヤング賞争いは有力な候補が他に何人もいるから厳しい」と見解を述べている。

 ナ・リーグには実際、強力なライバルがそろっている。昨季サイ・ヤング賞に輝いたパイレーツのポール・スキーンズは何度でも候補に挙がるようなレベルの存在となり、2022年に受賞したマーリンズのサンディ・アルカンタラは3年前のトミー・ジョン手術を経て今季は完全復活を思わせる投球を続けている。球界屈指の左腕で昨季得票2位だったフィリーズのクリストファー・サンチェス、2024年に受賞し今季は37歳にして球速を増し支配的投球を続けるブレーブスのクリス・セール、昨年のワールドシリーズMVPで昨年の選考投票で3位に入った大谷の同僚の山本由伸も、候補に入ってくるだろうとみられている。

「25という数字」サイ・ヤング賞獲得の条件

 これまで日本の優れた投手が何人もメジャーに移籍したが、まだ誰一人獲得していないことでも、サイ・ヤング賞獲得がいかに難しいかがわかる。パイオニアだった野茂英雄も平成の怪物・松坂大輔も選考投票で最高4位。これまでの日本人最高は得票2位でダルビッシュ有と前田健太の2人だけだ。

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 大谷自身、エンゼルスに所属していた2022年に4位の票を得ている。この年は投手として自己最多の28試合に登板、166.0回を投げ15勝9敗、防御率2.33、219奪三振と、ほとんどの投手成績で自己ベストを記録した。

 その2022年を超えることはできるのか。

 ロバーツ監督が大谷の投手起用について今季、何度か口にしているキーワードは「25試合」だ。健康を維持し続けることができればシーズン25試合に登板させることを念頭においての発言だ。

【次ページ】 「25試合で防御率1.50」

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