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「何の意味があるのだろう、という疑問を…」小笠原慎之介が明かすジレンマ「球団方針との板挟み」「練習量が物足りない」メジャー昇格目指す2Aのいま 

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山田結軌

山田結軌Yuki Yamada

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posted2026/04/07 11:01

「何の意味があるのだろう、という疑問を…」小笠原慎之介が明かすジレンマ「球団方針との板挟み」「練習量が物足りない」メジャー昇格目指す2Aのいま<Number Web> photograph by AFLO

ナショナルズ傘下2Aからメジャー昇格を目指す

 昨季7月、低迷の責任を問われマイク・リゾ・ゼネラルマネジャー(GM)とデーブ・マルティネス監督が解任された。新体制で挑む再建のシーズン。球団は負傷防止と球速アップ、奪三振率向上の3大テーマを掲げ、選手たちを管理している。

 小笠原は昨季、2年350万ドル(約5億5840万円)で契約した。メジャー40人枠に入る契約だったが、1年目の終了後に40人枠を外れ、マイナー降格。他球団への移籍も可能だったが、ナショナルズ傘下に残った。文字通り、マイナーから這い上がってメジャーを目指す1年になる。

小笠原が抱える“ジレンマ”

 キャンプとオープン戦には招待選手として参加。メジャーのオープン戦は2試合に先発し、合計3回1/3を投げ、1安打1失点、2四球で防御率2.70だった。まだチャンスを与えるか、マイナーに降格させるか判断するサンプルは少ないが、上層部の「マイナーでイニングをたくさん投げてほしい」との説明により、わずか2登板でメジャーのクラブハウスを去った。

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 結果を出したい。そのための調整や練習をしたい。しかし、体への負荷はすべて球団が管理している。そこに小笠原のジレンマがある。

「疑問を持ちながらコミュニケーションを取って、チームがどういう方針で動いているのかというのも理解しながらやってはいましたけど……」

 投手は投球する腕にサポーターをつける。センサーが内蔵され、球数や腕を振る強度、肘への負担を毎日測定されている。そのデータを投手コーチやフロントが管理する。

「ケガを予防しながら、試合でいいパフォーマンスを出すため、という狙いらしいです」

「そう簡単に球速が上げられるなら…」

 しかし、もどかしい。試合で結果を出し、メジャー昇格したい選手にとって、自らを強化することや追い込む練習ができない。もっと投げたい、ウエートトレーニングで高い負荷をかけ、筋力強化をしたい。その全てを球団が管理し、一定の水準を超えると「やり過ぎ。休め」と指示をする。

【次ページ】 「疑問を持ち続けて…」板挟みの苦しさ

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