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君が代後、日本代表サポの大声援がイングランド国歌でピタリと止み…「ザックにトルシエ、岡崎慎司も現場に」取材記者が鳥肌“NHKに映らない”舞台裏 

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posted2026/04/02 06:03

君が代後、日本代表サポの大声援がイングランド国歌でピタリと止み…「ザックにトルシエ、岡崎慎司も現場に」取材記者が鳥肌“NHKに映らない”舞台裏<Number Web> photograph by JFA/AFLO

聖地ウェンブリーで勝利をつかんだサッカー日本代表。舞台裏はどんなことが起きていたか

「日本代表が団結力を武器にしようとしているから、そうやってたたえ合う空気が生まれる。そこにも選手たちの成熟と、目標へのピントを合わせる力の高まりを感じました。W杯優勝というゴールから逆算して、この試合を見ている。それが今の日本代表なんです」

“じつは素晴らしい”町野の振る舞いとは

――三笘選手がMVPなのは誰もが認めると思いますが、他に印象に残ったのは?

「町野修斗選手です」

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――というのは?

「90分の相手CKの流れでゴール前で身体をはり、シュートブロックにいったことで、ロジャースがシュートを“フカして”、ゴールをクロスバーのはるか上に飛ばしたシーンがあったじゃないですか?」

――ありましたね。

「あのあとに、町野選手が全力でガッツポーズを見せているんですよ。今回の起用時間はアディショナルタイムを含めても15分ほど。それでもチームの勝利に貢献しようとしていました。それに加えて……」

――他にもあるんですか?

「ああやって感情を表現する重要性は、サッカーだけに限らず、相手と対峙するスポーツ全体で近年は重要になっているんですよね。そういう感情の発露が相手を萎縮させるし、会場の空気を自分たちのものにする。そして、チームを一つにする。実際、町野選手のガッツポーズを谷口彰悟選手も鈴木彩艶選手も祝福していましたよね。あれは空気を作るために大事なんですよ。町野選手は忘れもしません。前回のW杯の第2戦のコスタリカとの試合に敗れた翌日、日本代表の練習の空気が“お通夜”のような状態になっているなか、ベテランを差し置いて、選手たちを鼓舞する声をあげていたんですよ。改めて、町野選手は本大会のメンバーに入れるべき選手だなと感じました」

ウェンブリーに日本コールが響いた直後…鳥肌が

――スタンドの日本サポーターについても印象深い場面があったとか。

「これは本当に鳥肌が立ちましたね。試合前、国歌斉唱のセレモニーで、『君が代』が終わった直後に日本のサポーターが『ニッポン!ニッポン!』というコールを始めたんです。あのウェンブリーに、その声が響き渡って、すごい瞬間だなと思って見ていたら……次の瞬間、イングランド国歌『ゴッド・セイヴ・ザ・キング』のイントロが流れた。

 するとサポーターが、コールをピタリとやめた。音楽に気づいた瞬間に、スッと静かになったんです。敵地で、あの興奮の中で、相手国の国歌に対してリスペクトを示した」

――たしかにそうでしたね。

【次ページ】 ザックもトルシエも岡崎慎司も来ていた

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