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「終わった時、燃え尽きるんじゃねぇ? って思っていたんです」ロッテ・種市篤暉が初めて語ったWBCの激闘と重圧「でも逆でした…燃え上がりました」
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梶原紀章(千葉ロッテ広報)Noriaki Kajiwara
photograph byGetty Images
posted2026/03/25 17:00
WBCで快投を見せ世界にその名を知らしめた種市
3月7日の韓国戦(東京ドーム)で衝撃のデビューを飾った。同点で迎えた7回にマウンドに上がり、3者連続三振。圧巻のピッチングで1イニングを完璧に抑えると流れが変わった。侍ジャパンに追い風が吹き出した。その裏、打線が3点を奪って勝ち越し。種市は勝ち投手になった。
「プロ初勝利をした時よりも連絡がきたかも。昔からの知り合いの方とか青森の地元の人とか、いろいろな人から連絡がきた」と笑った。
背番号「26」を選んだ理由
マリーンズでは背番号「16」。侍ジャパンでは「26」を背負った。「26」は球団では2005年からファンのための番号として欠番となっているためマリーンズの選手が付ける機会のない番号だ。昨年末、文面で複数の番号を提案された際、迷いなくこの番号を選択した。
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「ロッテの代表として行くので、すぐにこれにしようと思った。この特別な番号を背負って侍ジャパンを戦いたい、一緒にマウンドに上がりたいと思った。あともう一つ。今年は2026年。26年を自分の年にしたいという想いも込められています」
1次ラウンドが行われた東京ドームには多くのマリーンズファンが応援に駆けつけてくれた。驚いたのはアメリカ・マイアミでも多数のファンの姿を見かけた事だ。
「アメリカでも僕のタオルを持っている人を5人くらい見た。背番号『26』のマリーンズのユニホームを着て応援してくださったファンもいた。ビックリしましたし、とても嬉しかったです」と種市は感謝の言葉を口にした。
サウナが好きなことから選んだ「熱波」という直筆の文字がプリントされたメッセージタオルをスタンドで掲げてくれるファンもいた。


