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“大谷翔平の通訳”がWBCで感動の再会をしていた…ドラゴンズ元投手との意外な接点「彼は田中幹也みたいでした」アイアトン氏がMLBを夢見ていた14年前

posted2026/03/25 11:05

 
“大谷翔平の通訳”がWBCで感動の再会をしていた…ドラゴンズ元投手との意外な接点「彼は田中幹也みたいでした」アイアトン氏がMLBを夢見ていた14年前<Number Web> photograph by Sports Nippon/AFLO

戦略スタッフとして侍ジャパンを支えたウィル・アイアトン氏(ドジャース)

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佐藤春佳

佐藤春佳Haruka Sato

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Sports Nippon/AFLO

 WBCでは日本代表のベンチで奮闘する“あの人”にも注目が集まった。ドジャース編成部に所属し、大谷翔平選手の通訳を務めるウィル・アイアトン氏だ。帯同した侍ジャパンでは通訳業務だけでなく主にアナリストとして対戦相手の分析など多彩な役割を担った。

 アイアトン氏にはかつて、WBCに出場した経験がある。2012年11月に台湾で行われたWBC予選ラウンドで、母の祖国であるフィリピン代表に選ばれた。その時、フィリピン代表として共に戦ったのが現在中日ドラゴンズ広報部の小川龍也さん。大会中は宿舎で同部屋だったチームメートは、14年近い時を経てこの春、名古屋で久々の再会を果たした。

「Do you remember me?」

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 2月27日、バンテリンドームナゴヤで行われた侍ジャパンと中日の壮行試合。第1戦の試合前に、小川広報はアイアトン氏のもとを訪ねた。なぜか口をついて出た英語の問いかけに、一瞬驚きの色を浮かべたアイアトン氏の表情はすぐに崩れたという。

「覚えているよ! って。顔を合わせたのはあれ(予選ラウンド)以来。当時はガラケーの時代でしたから、お互いの連絡先も分からなくなっていたんです。僕の方は、通訳をする姿をテレビで見て知っていましたけどね。久しぶりに会えて本当に嬉しかったです」

「守備が一番上手かった。幹也みたいな感じ」

 小川広報は、2010年に千葉英和高校からドラフト2位で中日に入団。2018年には西武にトレード移籍し、左のリリーフとして活躍した。

 母の故郷であるフィリピン代表としてWBC予選に出場したのはプロ3年目の中日時代。代表関係者からトレーニングコーチを通じて声がかかり、すぐに参加を決めた。

【次ページ】 「守備が一番上手かった。幹也みたいな感じ」

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