将棋PRESSBACK NUMBER
「もう1局指せる」藤井聡太23歳“崖っぷち”評価値30%台→逆転で初カド番をしのいだが…険しい表情のまま「窮地で立て直すのが」響く谷川浩司の言葉
text by

田丸昇Noboru Tamaru
photograph by日本将棋連盟
posted2026/03/14 06:00
王将戦第5局の藤井聡太王将。初のカド番を見事にしのいだ
第6局も続いてカド番となるからだ。しかし「もう1局指せる。精一杯がんばりたい」と意気込みを語った。愛知県瀬戸市出身なので、地元での対局でもある。翌朝のスポーツニッポン(王将戦に特別協力)には、藤井が栃木県の名産であるイチゴのかぶり物を頭につけた、勝者恒例の「コスプレ写真」が載った。
永瀬九段は3月12日、叡王戦挑戦者決定戦で斎藤慎太郎八段(32)と対戦して敗れた。藤井六冠は3月15日、第51期棋王戦コナミグループ杯五番勝負第4局で増田康宏八段(28)と対戦する。藤井は棋王戦も1勝2敗と負け越し、第4局はカド番となる。
谷川浩司が語った「窮地」論とは
レジェンドの谷川浩司十七世名人(63)は、「窮地に追い込まれたところで立て直すのが第一人者。それを経験することが進化につながる」と語っている。
ADVERTISEMENT
藤井にとって正念場の対局が3月下旬まで続く。試練をさらなる飛躍に転換する大事な時期だ。
〈将棋特集:つづきは下の【関連記事】へ〉

