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「これではミウラとキハラに勝つのは…」三浦璃来&木原龍一“りくりゅうペア”批判のロシア人選手に国内メディアが酷評?…「悩めるフィギュア大国」の現在地 

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別府響

別府響Hibiki Beppu

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posted2026/03/12 06:00

「これではミウラとキハラに勝つのは…」三浦璃来&木原龍一“りくりゅうペア”批判のロシア人選手に国内メディアが酷評?…「悩めるフィギュア大国」の現在地<Number Web> photograph by Asami Enomoto/JMPA

ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得したりくりゅうペア。「かつての強国」ロシアメディアも脱帽したその強さとは…?

 さらに同紙は国内の選手層の薄さにも危機感を覚えると続けている。

「しかもこれほどのミスがあったにもかかわらず他のペアは彼らに追いつけなかった。3位の組こそ2組と僅差だったものの、それ以外は20点以上の大差をつけられている」

 こうした批判を報じたうえで、オリンピックでの好成績を引き合いに「りくりゅうペアに勝つことは難しい」と嘆息している。

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「もちろんミスはあったとはいえ、この内容ではロシアのどのペアも日本のミウラとキハラにオリンピックで勝てるかは疑わしい。特に採点がインフレ気味のロシア国内の大会の点数にもかかわらず、日本人ペアの方がスコアが高いのだ」

 たしかに今大会における優勝ペアの得点は224.85とミラノ・コルティナ五輪のりくりゅうペアが記録した231.24点を下回っている。

 上述のように世界大会から排除されているため、ロシアGPファイナルのジャッジは基本的に全員ロシア人が務めている。そのため、当然ながら国際大会と比べて得点が伸びやすい状況にある。にもかかわらずりくりゅうペアの五輪の結果を下回ったことを同紙は由々しき事態と評したわけだ。

選手たちの「4年間の“孤立”」には憐憫も…

 一方で記事中では、長く続いている国際舞台からの排除を振り返り「4年間の“孤立”によるモチベーション低下の中での滑りを比較するのは酷なのだろうか」と選手たちへの憐憫の情で記事を結んでいる。

 ようやくロシア国内では現在、“皇帝”エフゲニー・プルシェンコ氏をはじめ、多くの重鎮たちが国際大会への復帰を匂わせるような発言も報じられている。

 果たして今季、ロシアのライバルたちの滑りを世界の舞台で見ることはできるだろうか。

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