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「これではミウラとキハラに勝つのは…」三浦璃来&木原龍一“りくりゅうペア”批判のロシア人選手に国内メディアが酷評?…「悩めるフィギュア大国」の現在地
posted2026/03/12 06:00
ミラノ・コルティナ五輪で金メダルを獲得したりくりゅうペア。「かつての強国」ロシアメディアも脱帽したその強さとは…?
text by

別府響Hibiki Beppu
photograph by
Asami Enomoto/JMPA
2月22日にミラノ・コルティナ五輪の幕が閉じ、フィギュアスケート界でも3月24日からはじまる世界選手権へと徐々にファンの興味も移行しつつある。
そんななかではあるが、3月初旬には各地でいくつか大きな大会も開催されている。
ひとつはエストニアのタリンで行われた世界ジュニア選手権だ。
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男女シングルで日本の中田璃士と島⽥⿇央が優勝し、女子の3位には新星・岡万佑⼦が入るなど日本選手の層の厚さを見せてくれた。
「ロシア・グランプリファイナル」とは?
そしてもうひとつ――その世界ジュニアと同時期にロシアのチェリャビンスクで行われたロシア・グランプリ(GP)ファイナルである。同大会はISU(国際スケート連盟)が主催する世界転戦で行われるGPシリーズとは別に、ロシアが国内で独自に開催している「ロシア・GPシリーズ」の各カテゴリーのトップ選手だけが出場できる大会である。
周知のようにウクライナ侵攻に伴う制裁や、それ以前に発覚した国家ぐるみの“ドーピング・スキャンダル”の影響でISUから国際大会への参加を規制されているロシアのフィギュアスケーターたち。そんな彼ら・彼女らにとって、ロシアGPファイナルはロシア選手権と並ぶビッグタイトルという位置づけになっているのだ。
そんな中でロシア国内メディアの注目をあつめたのが、五輪で三浦璃来/木原龍一の「りくりゅうペア」が金メダルを獲得したペア種目だった。
というのも、昨季まで国内でほぼ無敗を誇っていたアナスタシア・ミーシナ/アレクサンドル・ガリアモフ組が、国内のライバルでもあるアレクサンドラ・ボイコワ/ドミトリー・コズロフスキー組に敗れたからだ。

