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侍ジャパンに残る“懸念”「ショートは誰なのか」問題…25歳“次世代の強打者”に高校時代の恩師が語る期待「一時代を築けるよう…日本一のショートに」
text by

沢井史Fumi Sawai
photograph byHideki Sugiyama
posted2026/03/02 06:01
侍ジャパンに選ばれた広島の小園海斗。チーム最年少の25歳は、代表の「次世代ショート」として輝けるだろうか
大角監督は「正直なところ、昨季までショートでバリバリレギュラーだったのかと言われたら現時点ではそういう訳でもない」と前置きしたうえで、こう続ける。
「今後、ショートで定着して不動のレギュラーになれば、ホームランを打てるようになるとか打つ方でも安定してくるのではと思うんです。去年、佐藤(輝明・阪神)選手がサードに定着してエラーの数が減って、ゴールデングラブを獲ったのもそうですが、守備はやればやるほど上手くなっていくはず。
去年(タイトルを獲って)実績を作って、これからさらにキャリアを積めば現実味は帯びてきますし、ショートにさらにこだわりを持ってやって欲しいなとは思います。可能性があるというか……日本一のショートになるためにやらないといけないと思っています。首位打者を獲って、そこで終わりじゃないですからね」
小園は「一時代を築けるポジションにいる」
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さらに大角監督にはある「思い」もあるという。
「今、坂本選手はベテランの域に達していますけれど、彼のような大型の攻撃型のショートは最近あまり見なくなったような気がします。最近は守備で魅せて高校生の見本になるようなセカンド、ショートの選手は多いですが、守備はもちろん、打つ方もすごいみたいな夢を与えるようなショートの選手は正直なかなかいないですよね。そういう意味では、一時代を築けるようなポジションに小園はいると思っています。
以前で言えば、松井稼頭央さんとか、そういうショートになって欲しいというのはあります。3割近くは打てる選手だと思うし、その辺りの心配はあまりしていません。そこから2桁ホームランを打てるショートというのも今後求められるところですよね」
では、「理想像」に到達するために小園に必要な要素は何なのだろうか? かつての恩師が見たその課題は、意外なところにあるという。
<次回へつづく>

