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侍ジャパンPRESSBACK NUMBER
「全教科で数学が一番好きかも」“WBC連覇への重要人物”近藤健介32歳が語った“幼少期の素顔”「横浜高校でやれなかったら、プロには…」
text by

近藤義男Yoshio Kondo
photograph byHideki Sugiyama
posted2026/03/03 11:00
近藤健介は2大会連続となるWBCで活躍が期待される
近藤 その楽しさは、人によっていろいろあると思います。ぼく自身は、「今できないことをどうやってできるようにするか」を考えることが、一番の楽しさです。
――なるほど。「できる楽しさ」よりも「できない楽しさ」。
近藤 「難しいから楽しい」みたいな感じです。何か、簡単にできてしまうとつまらないじゃないですか。
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――成功者の思考ですね。お父さんが似たようなことを言っていました。課題にぶつかったときに、それを解決する能力を養うのが数学だと(数学科の教員)。
近藤 わかります。ぼくは、すべての教科の中で数学が一番好きかもしれません。問題があって、答えがあって、そこにたどり着く方程式を探すのが好きでした。バッティングは、絶対的な答えがないですけど、常に課題があって、そこに向き合いながら取り組むのが楽しいです。
近藤が「やっぱり楽しかった」と思った瞬間とは
――課題がなくなったら、楽しくないかもしれませんね。
近藤 課題がなくなることはないんですけどね。
――そういう感覚は中学時代から持っていましたか。
近藤 ありましたね。周りから「できない」と思われていることができるようになったときは、やっぱり楽しかったですね。
――お父さんは、成長のキーワードに「向上心」と「好奇心」を挙げていました。
近藤 そうかもしれません。何でもトライしたいですし、「これでいいかな」と思うこともほとんどありません。〈つづく〉

