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「大阪のヤンキー高校」が昭和から激変…スポーツ超強豪、1学年1000人のマンモス校に「男子校を貫いた」興國高校はなぜ人気校になったのか?
posted2026/01/21 06:00
1年生が22クラス、3学年あわせると60クラスというマンモス校になった興國高校(大阪)
text by

NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Yuji Yanagawa
「『国を興す』という意味の右翼みたいな校名を変えずに(笑)、一度は共学となりながらも再び男子校となり、現在までそれを貫いてきた」
大阪府の私立・興國高校の理事長兼校長を務める草島葉子氏はそう語る。周囲の学校が次々と共学化する中、あえて男子校の道を選んだ理由について、草島氏は独自の考えを持っている。
「私が女性だからあえて言いますが、女性に優しいこの世の中にあって、『男性にも優しくしてあげなきゃいけないんじゃないの?』という考えが根底にある。高校生の年代の男の子たちがやりたいことをやらせてあげる」
「高校生は若い。やり直せる」
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応接室に飾られた卒業生のサイン入りユニフォームの数々が、この学校の変貌ぶりを物語る。サッカー日本代表の南野拓実(現・モナコ)、2024年ドラフトで北海道日本ハムに指名された浅利太門、プロゴルファーの蟬川泰果など、多くのアスリートを輩出している。
しかし順風満帆な道のりばかりではなかった。昨年11月には、大阪大会を制したサッカー部で部員数名の飲酒が発覚。全国高校選手権への出場も危ぶまれる事態となった。
「サッカー部とは関係のない、ある生徒にこんなことを言われたんです。『小さな頃から真面目にサッカーに取り組んできた子もいます。その子たちやずっと応援してきてくれたそのお母さんの気持ちを第一に考えて、出場するという選択肢を絶対に捨てないでください』と」
草島氏はこの言葉に心を動かされ、関係者との協議を重ねた末、選手権出場を決断した。
「もちろん失敗もあるんですよ。失敗があっても、まだ若いじゃないですか。いくらでもやり直せると思うんです」
かつて「3K」と呼ばれた時代から、なぜ「日本一の男子校」へと変貌を遂げることができたのか。草島理事長の学校改革の全容は本編で明らかになる。
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この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
