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約3カ月ぶりに公式戦出場の錦織圭。予選から挑む全豪で復調となるか。
posted2026/01/05 09:00
試合を終えた錦織は、詰めかけたファンのサインに快く応じた
text by

秋山英宏Hidehiro Akiyama
photograph by
JIJI PRESS
36歳で迎える錦織圭の2026年はどんなシーズンになるか、本人の言葉から占ってみたい。'25年11月、横浜慶應チャレンジャーで約3カ月ぶりに公式戦に出場、2試合勝って8強入りした。記者会見で錦織は率直に現状を明かした。
今大会への出場は'26年1月の全豪をにらんでの決断だった。全豪まで待てば実戦から5カ月離れることになり、実力を出すのは難しい。ブランクからくる緊張にも苦しむだろう――そんな見立てで復帰を決めたのだ。「オーストラリアでガチガチになるより、先に3試合できたことはよかった」と、そこは思惑通りになった。ただし、全力で打って走ってという場面は数えるほどだった。5月に痛めた腰は完治していない。「疲労骨折みたいな、骨の問題。休まない限り治らない」。見切り発車には、体がどこまで実戦に耐えられるか確かめる意図もあった。準々決勝で敗れると「最後1試合くらいかなと思っていた。勝つにしろ負けるにしろ」と明かした。これ以上負荷をかければ体がもたないと見定めたのだろう。体へのダメージについては「ありますけど、様子を見ます」と多くを語らなかった。
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