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藤ノ川「負けず嫌いの幕内最年少。『早く横綱戦やりたいっす!』」
posted2025/12/19 09:00
text by

佐藤祥子Shoko Sato
photograph by
JIJI PRESS
今年7月名古屋場所での新入幕を機に、「若碇」の四股名を改め、伊勢ノ海部屋伝統の「藤ノ川」を名乗った。その名前もすっかり定着した先の11月九州場所は、東前頭十二枚目として9勝6敗の好成績で幕を閉じた。
177cm120kgの小兵でスピード相撲を身上とする藤ノ川は、初日から5連勝。193cm169kgの獅司を、たった4秒で仕留めるなど、前半戦の土俵をおおいに沸かせていた。八角理事長(元横綱北勝海)が、「気持ちがいい。立ち合いの必死さがある。きっとファンも増えるだろうけど、私はファンだよ」と、藤ノ川の相撲っぷりと、その気質を絶賛していたという。さらには「(酒の)飲みっぷりもファンだよ」とまで言わしめたとか。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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