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箱根駅伝PRESSBACK NUMBER
「陸上をやめちゃう選手も出てきちゃう」箱根駅伝予選会後に聞いた“衝撃の発言”…ある伝統校の監督が語った懸念のワケは?「並大抵のもんじゃない」
posted2025/11/05 06:00
10月に行われた予選会で9位に入り、78年連続78回目の箱根駅伝出場を決めた日体大の選手たち。一方でチームを率いる監督からは意外な言葉もあった
text by

涌井健策(Number編集部)Kensaku Wakui
photograph by
Yuki Suenaga
ことしも学生駅伝シーズンがいよいよ幕を開けた。先月には、最大の舞台となる年始の箱根駅伝に向けた予選会も開催。各チーム、ほんの数秒を争う戦いは、いくつものドラマを生んだ。さて、そんな明暗が分かれた現場を取材した記者が、ある伝統校の監督が「警句」を発する場面に立ち会ったという。その内容とは、一体何だったのだろうか?《NumberWebレポート全2回の1回目/つづきを読む》
今年も様々なドラマを生んだ箱根駅伝予選会
10月18日に立川・昭和記念公園で行われた箱根駅伝予選会。レースを走り終えた選手たちは、各大学に割り振られたテントの周辺で運命の結果発表を待っていた。
この時間、そして結果発表直後は箱根駅伝の放映権を持つ日本テレビのみが取材できる時間で、筆者を含めた他のメディアはテントエリアの周りで取材が許されるタイミングに備えていた。
固唾を飲んで見守るファンや関係者の前で、関東学連の幹事長から結果が読み上げられていく。
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歓喜、安堵、溜息。様々な感情が昭和記念公園の芝生広場に充満していった。

