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鎌田大地がズバリ指摘「このレベルの試合になると…」日本代表がW杯で勝つための“核心”とは?「三笘薫も本大会を念頭に…」メキシコ戦現地ウラ側

posted2025/09/08 17:01

 
鎌田大地がズバリ指摘「このレベルの試合になると…」日本代表がW杯で勝つための“核心”とは?「三笘薫も本大会を念頭に…」メキシコ戦現地ウラ側<Number Web> photograph by JIJI PRESS

メキシコ戦の先発メンバー。多くの選手から「本大会でどう戦うか」を想定したコメントが聞かれた

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戸塚啓

戸塚啓Kei Totsuka

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米カリフォルニア州のオークランド・コロシアムでFIFAランク13位のメキシコと対戦し、スコアレスドローとなった森保ジャパン。試合後、選手たちはどんな手応えと課題を口にしたのか? 長く日本代表を追うスポーツライターの戸塚啓氏が、現地からレポートを寄せた。(全2回の2回目/前編へ)

◆◆◆

「何言ってんだって話ですけど…」久保建英の手応え

 森保一監督が率いる日本は、来年の北中米W杯で「優勝を狙う」と公言している。自分たちにとって高いハードルであることは承知のうえで、世界の頂点を明確に意識している。現実的には、史上初のベスト8入りが目標となるだろう。そのためには、FIFAランキング13位のメキシコや彼らと同等の国から、勝利をつかんでいかなければならない。

 海外組を含めたベストメンバーで戦うのは3月以来であり、DFラインにはケガ人が続出していた。それでも引き分けたという事実は評価できるものの、W杯を念頭に置くと満足はできない。

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 右シャドーで後半途中までプレーした久保建英は、「良かったです。引き分けたのは残念かもしれないですけど、内容を見たら僕は問題ないなと思います」と、チームのパフォーマンスを評価した。「引き分けた分際で何言ってんだって話ですけれど、今日は僕らのほうがたぶん強いと思う」とも話した。

 ポジティブな言葉を連ねた久保も、「今日の試合は僕らのほうが上だったって言いましたけど、オリンピックではグループステージで圧勝して、大事な試合(3位決定戦)で負けている。そういったことにならないように気をつけたい」としている。

【次ページ】 W杯で勝つために…鎌田大地が指摘した“核心”

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