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琴勝峰「前頭15枚目からの下克上初V。覚醒した25歳は無口な大器」
posted2025/08/26 09:00
text by

佐藤祥子Shoko Sato
photograph by
KYODO
国内最大級の収容人数を誇る“IGアリーナ”のこけら落としとなった、大相撲名古屋場所が幕を閉じた。優勝争いを最後まで盛り上げ、制したのは前頭15枚目の琴勝峰だった。
平成11年度生まれの“花のイチイチ組”と称される、横綱豊昇龍や王鵬と同学年の25歳。この場所では横綱大の里から金星を奪い、千秋楽まで2敗を守って単独トップに。3敗で琴勝峰を追うのは好調の安青錦と気鋭の新入幕の草野だった。三つ巴戦の可能性も残していたが、直接対決で安青錦を下し、初めての優勝賜杯を手中に収めたのだった。
優勝力士インタビューでは、堂々とした態度でハキハキと、まっすぐ前を見据えて答えた。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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