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柴田獅子「『僕が二刀流の最初になりたかった』ドラ1ルーキーは大谷翔平を超えられるか」
posted2025/08/19 09:00
text by

石田雄太Yuta Ishida
photograph by
JIJI PRESS
投打のいずれにも才能があるから、どちらに絞ることなくプロの世界に挑もうという“二刀流”――そんな道なき道を切り拓いたのは大谷翔平だった。そんな彼に続けとばかり、今まで何人もの選手が同じ道を辿ろうとした。しかし、それは容易なことではない。
大谷がファイターズに入った直後、彼にあえて「今、どこを守っているの?」と、野球少年にするような質問をしたことがある。そのとき、大谷はこう言った。
「ピッチャーと、外野手です」
そこで、同じ質問を柴田獅子にしてみた。すると柴田はこう言った。
「僕は……ピッチャーかな」
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