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内島萌夏「強敵との対戦に燃える23歳は全仏で“マジック”を起こせるか」
posted2025/05/25 09:00

text by

秋山英宏Hidehiro Akiyama
photograph by
KYODO
飛躍、開花、覚醒――内島萌夏の最近の活躍には、どんな言葉がふさわしいだろうか。5月3日に女子決勝が行なわれたマドリードオープンで、世界ランク56位の内島は3位のジェシカ・ペグラらを破り、ベスト8に入った。2回戦では、28位で最高ランク2位のオンス・ジャブールも倒している。四大大会に次ぐ格付けのWTA1000の大会で初めて8強入りした23歳は一躍、女子ツアーの注目選手になった。
インタビューを行なったのは活躍の直前。内島は東京で行なわれた国別対抗戦BJK杯に出場、日本の決勝ラウンド進出に貢献した。最終日、選手たちの歓喜の輪が解け、内島が取材場所に現れた。
