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齋藤咲良「『さびしかった』けど海外遠征に。17歳が語る“人生の転機”とは」

posted2024/06/21 09:00

 
齋藤咲良「『さびしかった』けど海外遠征に。17歳が語る“人生の転機”とは」<Number Web> photograph by Hiromasa Mano

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秋山英宏

秋山英宏Hidehiro Akiyama

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Hiromasa Mano

 ジュニア世界2位の実績を引っさげて、17歳の齋藤咲良がプロに転向した。昨年、四大大会ジュニアのダブルスで3度準優勝。上位ランク選手で競うITFジュニアファイナルズでシングルスで準優勝した。プロにまじって出場した10月のITF牧之原では下部ツアー初優勝を飾った。

 '24年全豪ジュニア男子単優勝の坂本怜など、近年活躍する10代は海外に拠点を置く例が多いが、齋藤は国内クラブに在籍、松田隼十コーチとの練習で力をつけた。ただ、海外での経験なしに今の齋藤はなかった。最初の遠征は11歳のとき。現在の所属先、富士薬品が主催する「セイムスワールドチャレンジプログラム」で欧州などにたびたび遠征した。「インターハイとかに出て、過程を踏みながらプロになればいいかなと思っていた」が、10歳で出場した派遣選手選考会と翌年の遠征が「人生の転機」になったという。

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