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ソフトバンクの異変…まさかの防御率“12球団最下位”の衝撃「彼くらいしかいないんじゃないですか…」関係者がこぼした「救世主候補」とは?
posted2025/04/11 11:00

シーズン序盤とはいえまさかの下位に沈んでいる昨季王者のソフトバンク。大きな課題となっているのが投手陣なのだが…
text by

安倍昌彦Masahiko Abe
photograph by
JIJI PRESS
昨季のリーグ王者、ソフトバンクが苦しんでいる。シーズン序盤とはいえ、“常勝軍団”がまさかのリーグ下位に沈んでいるのだ。データを眺めてみると、明確な課題も見えてくる。キャンプから取材を続けるベテラン記者が考える鷹復活のための「起爆剤」となりそうなニューフェイスとは、果たして誰なのだろうか?《NumberWebレポート全2回の1回目/つづきを読む》
3月28日のプロ野球ペナントレース開幕から、およそ2週間。
スタートの10試合ほどを終えたばかりとはいえ、各球団の明暗がいくらか見える時期になってきた。
「まだ始まったばかりじゃないか!」と笑い飛ばす人はファンの中に多いようで、関係者たちの感覚はむしろその逆。スタートダッシュの10試合、20試合こそが、シーズンの行方を大きく左右すると断言する方さえいるほどだ。
“常勝軍団”ソフトバンクに起きた異変
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そんな中、多くの評論家や関係者が順位予想で「上位」や「首位」に推していた昨季リーグ優勝のソフトバンクは、なかなかそのダッシュが効かず、停滞している。
4月9日現在、4勝6敗・勝率4割ちょっきり……リーグ5位という現状である。
一時的とはいえ、今の低迷状況を打開する方策はあるのか。
「新たな人材」という切り口から探ってみたい。