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「まだ受け入れられない」サポーターに聞いた“レッドブルへの本音”…RB大宮アルディージャはどう変わった?「新ユニは好評」「じつは大型補強なし」

posted2025/02/21 11:45

 
「まだ受け入れられない」サポーターに聞いた“レッドブルへの本音”…RB大宮アルディージャはどう変わった?「新ユニは好評」「じつは大型補強なし」<Number Web> photograph by Masashi Hara

「RB大宮アルディージャ」となって初めての開幕戦を迎えた2月15日。NACK5スタジアムに訪れたサポーターの声を聞いた

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戸塚啓

戸塚啓Kei Totsuka

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Masashi Hara

 1999年からJリーグで戦いつづけた大宮アルディージャが、レッドブルの買収によって今季から「RB大宮アルディージャ」へと生まれ変わった。新体制によって、クラブはどう変わろうとしているのか。そしてクラブを支えるサポーターは変革をどう受け止めているのか。異例の注目を集めた開幕戦のウラ側に迫った。(全2回の1回目/後編へ)

「まだ受け入れられない」サポーターのリアルな声

 代わって、替わって、でも、変わらないところもある。

 昨年8月にレッドブル・ゲーエムベーハーへの株式譲渡が発表され、大宮アルディージャは今年1月からRB大宮アルディージャとして新たなスタートを切った。それに伴い、エンブレムやロゴ、フラッグなどのプロパティが変更された。

 クラブを応援するサポーターは、今回の変化をどう受け止めているのだろう。

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 2月15日に行なわれたJ2リーグ開幕節では、新しいユニフォームを着たファン・サポーターを多く見かけた。そのひとりに話を聞くと、「RBになって最初のシーズンのユニフォームだし、エンブレムもライプツィヒとかと同じ感じで、こうやって見るとカッコいいですよね」と、声を弾ませた。20代の男性で、新ユニフォームはサッカー仲間でも「評判いいです」と笑う。

 RBライプツィヒなどと同じグローバル規格のエンブレムには、クラブカラーのオレンジも使われている。GKのファーストユニフォームはオレンジがメインで、これまでのフィールドプレーヤーのファーストに近い。

「それでもやっぱり」と、顔をしかめるサポーターもいる。こちらは30代の男性で、RB大宮の試合に10年以上通っているそうだ。

「リブランディングでエンブレムを変えるJリーグのクラブもある、と言う人もいますけど、僕はまだちょっと新しいものを受け入れられてないです」と、少しばかり居心地が悪そうだった。ユニフォームは「どうしようか考えている」とのことで、まだ購入していないという。

 RB大宮と言えば、クラブマスコットのアルディとミーヤが人気者だ。ホームゲームでは選手と一緒に集合写真に収まったり、ハーフタイムにピッチサイドを周回したりしていたが、その役割は変わっている。この日は試合前のコンコースで写真撮影に応じていた。

【次ページ】 レッドブル買収後も大型補強はせず…いったいなぜ?

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