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「父は大谷妻・真美子さんのコーチ、兄は日本代表」河村勇輝に続くNBA入りなるか…バスケ一家で育ったテーブス流河(20歳)の可能性 

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杉浦大介

杉浦大介Daisuke Sugiura

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photograph byBoston College Athletics

posted2025/01/08 11:00

「父は大谷妻・真美子さんのコーチ、兄は日本代表」河村勇輝に続くNBA入りなるか…バスケ一家で育ったテーブス流河(20歳)の可能性<Number Web> photograph by Boston College Athletics

NBA入りを目指し、ボストン大で腕を磨くデーブス流河(20歳)。報徳学園高1年時にウインターカップに出場、2年夏のインターハイ後に渡米した

 こうして家族一丸となって進むテーブスファミリーの大目標は、「海、流河が揃って日本代表の一員として五輪に出ること」。壮大な夢であり、今から3年半後に開催される次のオリンピックがその標的の舞台であることはいうまでもない。

「将来はNBAを目指していますし、日本を代表するPGになりたいです。そしてお兄ちゃんと一緒にロス五輪に出られたらっていうのは前から思っていますので、それに近づけるように頑張ります。お兄ちゃんもそれが目標っていうのはわかっているはずです。普段はそんなに深く話さないですけど(笑)」

 随所にあどけなさも感じさせる流河だが、この未完成感がそのままポテンシャルの大きさにつながっている印象もある。2022年のアジアカップ、パリ五輪にも出場した6歳年上の兄のように成熟したとき、どれだけの選手に成長しているのか。アメリカの古都・ボストンで腕を磨く若き司令塔からしばらくは目が離せそうにない。

〈つづく→第2回:川島悠翔&山ノ内勇登ウィリアムズ編へ〉

#2に続く
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