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濃度・オブ・ザ・リングBACK NUMBER
「何しろ若いんで(笑)」平均年齢は“22歳+α”、リーダー不在…スターライト・キッド“型破りな新ユニット”の夢《特別グラビアインタビュー》
posted2024/08/30 11:04
text by
橋本宗洋Norihiro Hashimoto
photograph by
Tadashi Hosoda
スターライト・キッドが中心となって結成したスターダムの新ユニットNEO GENESISには、ネーミング通り新世代の選手たちが集まっている。
AZM、天咲光由、鈴季すず、星来芽依と、キッド以外は全員2002年生まれ。キッド(年齢非公開)はその少し上だ。
「NEO GENESISはメンバー全員が同世代というのがポイント。感覚が似てるし同じ方向を向きやすい。あとは何しろ若いんで(笑)。ファッションとかいろんな面で世間にもアピールできたら。若い女性ファンを増やしていきたいし、それができるのが私たちじゃないかな」
「大江戸隊で積み重ねてきたものを捨てるつもりはない」
平均年齢22歳+α、若くて、ビジュアルが魅力的で、世間に打って出るにはもってこいのインパクトがあるユニットだ。ただキッドは大江戸隊の時から入場曲は変えていない。
大江戸隊でヒールとして闘うことで、キッドは大きく飛躍した。イス攻撃や試合への集団での介入なども経験、プロレスの視野を広げることになった。
「NEO GENESISになっても、大江戸隊で積み重ねてきたものを捨てるつもりはないですね。入場曲も含めて。対戦相手によっては、それ(ヒールファイト)が出ることもあるでしょう。
大江戸隊での私は、ヒールとして無理に強がっていた部分もある。これからはそうする必要はないんだけど、といって“ヒールじゃなくなったからベビーフェイス”ってことでもないのかなって。まして、デスマッチをずっとやってきたすずもいますからね(笑)。幅広く、どんなスタイルでもできるのもNEO GENESISの強みになっていくと思う」