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「日本に来てから3年半で人生が変わった」20歳ジェイコブス晶が語る“日本バスケを背負う覚悟”「ロス五輪までにNBA」「勇輝はかっこいい」
posted2024/08/27 11:03
text by
杉浦大介Daisuke Sugiura
photograph by
USA TODAY Sports/Reuters/AFLO
以下、ジェイコブスの一人語り。
◇ ◇ ◇
パリ五輪終了後は、久々にすごくゆっくりできました。日本で過ごしたのは3日間だけという短い時間だったんですけど、やらなければいけないこともやって、家族と一緒にリラックスできて楽しかったですね。
家にいた以外では、以前所属していた横浜ビー・コルセアーズに挨拶に行って、あとは僕と同じくNBAグローバルアカデミー出身の(川島)悠翔と一緒にご飯を食べに行きました。悠翔はシアトル大に進学が決まり、僕も五輪が終わったので、NBAアカデミーにいた頃から話していた“洋光台ハンバーガー・パスタイム”という店に行ったんです。「お互いにおめでとう」という感じで言い合って、本当にいい時間でした。
「この4年でNBAに到達したい」
そうやって日本で3日だけ休み、ハワイに戻ったら、もうバスケをやりたいという気持ちが高まってきました。できるだけ休もうとは思っているんですけど、いつの間にかボールに触り、シュートを打ってしまうんです(笑)。横浜やハワイの海でサップ(スタンドアップパドルボード)をやるのが趣味なんですけど、それ以外はバスケットボールの練習ばかりしていますね。
振り返ってみれば、2020年に日本に引っ越してからの3年半で僕の人生は大きく変わり、バスケットボール選手としてのキャリアはかなり前に進んだと思っています。パリ五輪にまで出場できたのだから、この4年間はよかったと思うし、だからこそこれからの4年間はもっとよくしていきたいんです。具体的には、今後の4年の間にNBAに到達したいですね。