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「絞れた体はカッコいい」最大体重69キロから“12キロの減量”…セクシー女優レスラー・ちゃんよたがボディコンテスト出場で目指す肉体進化
text by
橋本宗洋Norihiro Hashimoto
photograph byL)Norihiro Hashimoto、R)Takuya Sugiyama
posted2024/08/16 11:02
ボディコンテストに向け最大時から約12キロの減量を行ったちゃんよた。右写真は今年2月撮影
減量中のプロレス試合で“筋肉のカット”が…
ウェルネス出場は初めてだから、あらゆることが「手探りの状態です」とちゃんよた。自分の体で実験をしている感覚もある。
「自分は肩が弱点だと思ってたんですけど、絞ってみると意外にそうでもないなと。逆に脚が重視されるウーマンズウェルネスだと、私の脚はまだまだ。トレーニングした部位と違うところに筋肉がついたり、コンテストに出るからこそいろんな発見があります」
減量中の体は腹筋が割れたり、筋肉のカットが際立ち、それも試合での“見どころ”になっていた。コンテストが近づくと1日の摂取カロリーを1300~1350kcalに。
最初の大会の20日ほど前に「4000kcalのキレ喰い」をしてしまったため、その後は1日1200kcalに落とした。成人女性の一般的な摂取カロリーの目安は2000kcalと言われている。
「試合で女子と当たってもパワー負けしない」
「1食400kcalを3回という感じですね。その中で脂質、糖質、タンパク質のバランスをうまく取りながら。パズルみたいな感じです」
米を食べる時もあればサツマイモとワカメスープ、焼き魚といったメニューの時も。サツマイモは「甘いものが食べたい」という欲求を適度に抑える意味でも効果的だそうだ。
もちろん、コンテストに向けた食事制限とトレーニングに加えてプロレスの練習もある。「死にそうです」とちゃんよたは苦笑い。
「今の時期は道場がサウナみたいになってるので。その分、汗をかいて絞れるメリットもあるんですけど。減量してみて思ったのは、やっぱり動きやすいんですよ。パワーも意外に落ちてないですね。そこは普段から男子と練習してるのが大きいかもしれないです。試合で女子と当たってもパワー負けしないので」