Number ExBACK NUMBER
パリ2024で活躍するTEAM JAPANを東京・日本橋から応援! 大久保嘉人、木村沙織2人のオリンピアンがTEAM JAPAN応援イベントに登場。
text by
福田剛Tsuyoshi Fukuda
photograph byYuki Suenaga
posted2024/08/02 17:00
『がんばれ!スタジアム』に挑戦する大久保嘉人(写真左)と木村沙織 ©あと1日!三井不動産 TEAM JAPAN 応援イベント
日本橋エリア全体がTEAM JAPANに染まる
オリンピックを盛り上げるために三井不動産が実施しているのは『がんばれ!スタジアム』だけではない。日本橋エリアにある三井本館や日本橋三井タワー、コレド室町などの壁面や街頭、地下道のデジタルサイネージにTEAM JAPANの選手が躍動する姿をダイナミックに描いた『日本橋シティドレッシング2024』もスタート。日本橋エリア全体でTEAM JAPANを応援していく。
「こういう取り組みはアスリートとしては本当にありがたい」と、大久保は言う。
「あまりスポーツに興味がなかった人も、街中で選手たちが真剣にプレーしている姿を見たらきっとその競技を見てみたくなると思うんです。応援する人が増えたら、それは選手の背中を押す大きな力になる。オリンピックは4年に1度。競技人生を懸けてこの大会に臨んでいるアスリートもいるはずです。出場する選手にはすごく大きなプレッシャーがかかっていると思うんですけど、これまでやってきたことは間違っていないので、楽しみながら、全てを出し切ってほしいです」
三井不動産は、2016年から「BE THE CHANGE」というスローガンを掲げ、スポーツの要素を盛り込んださまざまな街づくりを手掛けてきた。ボルダリングウォールやスケート場を備えた『MIYASHITA PARK』、屋上に200m陸上トラックやテニスコート、3x3バスケットボールコートなどの設備が揃った『ららぽーと福岡』など、誰もが身近にスポーツを感じ、楽しめる街が誕生している。
「街の中にスポーツができる環境があるっていうのは子どもたちにとってはすごくいいですよね」と、大久保は三井不動産の街づくりを高く評価する。
「うちの四男が小学2年生なんですけど、『がんばれ!スタジアム』に連れてきたら喜んで一日中、遊んでいると思う(笑)。オリンピックを見たらきっと体を動かしたくなるだろうし、この競技をやってみたいという子どもも出てくるでしょう。そんなときに街の中に気軽に体験ができるような施設があると、スポーツをはじめるきっかけになりますよね。そこから将来のオリンピアンが出てくるかもしれない。こういう街が増えれば、日本でスポーツがもっともっと盛んになると思います」
奇しくも、今回のオリンピックは、パリの街全体が舞台。市内を流れるセーヌ川では、開会式が行われ、エッフェル塔の前ではビーチバレー、ヴェルサイユ宮殿では馬術、近代五種、パリの代表的な大広場のコンコルド広場ではスケートボード、ブレイキン、BMXなどが実施される。街とスポーツの融合は、これから街づくりの大きなトレンドとなっていくだろう。
『がんばれ!スタジアム』『日本橋シティドレッシング2024』はパリ2024に合わせ、8月11日まで開催される。子どもたちと一緒に運動を楽しみに、TEAM JAPANの応援に、そしてスポーツと融合した街を体感しに、日本橋に足を運んでほしい。