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「たぶん“パリパリチキン女”って呼ばれてる(笑)」人気女子レスラー・安納サオリの“意外すぎる私生活”とは? 結婚観も初告白《特別グラビア》
text by
原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2024/06/21 17:30
女子プロレス団体・スターダムで白いベルトの女王に君臨する安納サオリ(33歳)。そのミステリアスな素顔に迫った
「オフの日は外に出ない。1人になりたいんです。1人の時間を楽しみたい。3日休みがあったら、3日出ない。休みは2日、1日半でいいかな。3日休みあると、しゃべらないから顔がむくむくになってしまう。オフすぎる顔になっちゃって大変なんです(笑)。プロレスに関係ない友達から連絡が来たら、たまに、家の近くでお茶をします。休みは電車にも乗りたくない。私の行動範囲って、家から徒歩5分以内なので」
もちろん、休日を自分磨きの時間に使うこともあるそうだ。
「引きこもり以外に美容もしますよ。1日美容デー。朝から美容院に行く。まつ毛パーマに行く。エステ行く。肌のクリニックも行く。これは家から5分以内じゃなくて、頑張って電車に乗って行き来して、髪の毛から足の先まで全身きれいになって。帰りはご褒美でタクシー。おいしいものを食べる。1日で終わらないときは、2日に分けることもあります」
「たぶん“パリパリチキン女”って呼ばれてる(笑)」
家ではどんなものを食べているのだろうか。好きな料理について聞くと、「ふふっ」と楽しげに微笑んだ。
「料理? 自分でも作りますよ。スンドゥブ。これはタイトルマッチとかシングルマッチの前日に必ず作ります。得意料理というわけじゃないですけど、元気が出る食べ物。豚肉いっぱい入れて、ネギとかニラ入れて、豆板醤入れて、ご飯と一緒に食べるんです。東京に18歳で出てきたんですけど、ある店のスンドゥブにハマったんです。その店の味が好きなんですよ。好き過ぎて誰にも教えたくない(笑)」
食べ物には独特のこだわりがあるようだ。「私の好きなのって5パターンしかない」と言って、好物について教えてくれた。
「まずはスンドゥブと、タイ料理屋でいつも頼むメニュー。あとCoCo壱には何年も頼んでいる私のカスタマイズメニュー、“安納メニュー”があります。うどんもテイクアウトしますね。関西風で、これはお昼に食べます。ああ、それから、休みの前の日に人と会わないからいいかと、ニンニクたっぷりのモツの鉄板焼き。この5パターンで私の体が成り立ってます。冒険しないんです」
なんとなく、安納がCoCo壱番屋に通う姿は想像しがたいが……。
「CoCo壱は店頭に行って頼みます。たぶん“パリパリチキン女”ってあだ名で呼ばれてると思う(笑)。チキンにこみカレー3辛、パリパリチキンダブル、福神漬けなし。ご飯200グラム。何年もずっとこれです」