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「UAEでオロナミンCが220円で売ってる!」「に、日本人サポって実は荷物多すぎ…?」マリノス好きマンガ家がACL中東遠征+観光でビックリ
text by
千田純生JUNSEI CHIDA
photograph byJunsei Chida
posted2024/06/15 11:02
ACL決勝観戦を観光した千田純生先生のご夫妻。UAE観光を含めてビックリしたこととは?
冒頭で書き忘れましたが、チケットがみんな無い状態でUAEに渡っていて、この時点でも同様。しかも出国直前に席数を減らされて抽選という驚きを抱えた状態でしたが我々は無事当選。しかしバスに乗り込む中には外れた人もいたようです。全員にチケットが行き渡るのを信じて、いざアルアインへ。こういうサポートをしてくれる人がいるから安心して遠征を決断できたのだと感謝しています。
スタジアムへ着くと、すでにアルアインサポも大勢おり「我々が勝つ!」と早速煽り合い。アウェイゲートへ行くとドバイ組のマリサポも大挙していました。足らなかったチケットもクラブが頑張り確保してくれたとのこと。さあ、戦う準備は出来た!
……と、荷物チェックを受けていて気付いたことが。アルアインサポはみんなスマホくらいしか持ち歩いてなく、リュックを背負っている人は1人も見なかったな……。我々日本人はそもそも荷物が多過ぎなのではないかと思いました。
ボディチェックが超厳しい…と思っていたら
さらに、ボディチェックが厳しいと聞いていたんですが、想像以上でした。
男女分けられて、妻氏は別の列へ。
一人一人警備員の前に進められボディチェック。事前に持ち込み禁止のリストは発表されていて飲食物、モバイルバッテリーや化粧品なども禁止。ペットボトル1本くらい大目に見てくれるかなと忍ばせていたら、前の人がモバイルバッテリーを没収され、すでに道端に捨てられていたペットボトルの山に放り込まれたのを見て「これはガチだ」と青ざめて潔くペットボトルをリリースしました。
無事ゲートを突破したと思ったら、なぜか2箇所目のチェックゲートが。もう取られるものはないから問題なく通過できたんですけど、そこからさらに係員が立ちはだかり「リュックは置いていけ」と言われ、入口隅の小部屋にリュックやカバンが山積み。みんな貴重品をポケットに入れ何とか座席まで行けました。
数々の遠征をこなしてきたベテランでも、ここまで厳しいのは初めてだったそうです。
ただマリサポが多過ぎたのか、後ろの方から来た人はチェックがだいぶ緩くなってたと言っていたので、警備員も多分疲れちゃったんでしょうね。雑なところがあるなあ、とも(笑)。
スタジアム内の売店で水が無料配布されてたので、灼熱の中、これで渇きを癒しました。さあ、決戦へ!
歓喜しまくりの相手サポを横目に、翌日ヤケクソ観光
<試合後>
この1年の全てを込めてみんな声を出したけど、アルアインの力は相当上でした……完敗。放心状態でしたが、最高の舞台まで連れてきてくれたこと、ここで応援できる経験を与えてくれたクラブに感謝。
歓喜しまくりのアルアインサポ(車に箱乗りしてた……)重い足取りの中、ホテルに辿り着いたのは午前3時。
そして翌日、「X」を開くと観光してるマリサポが多数。なんというスタミナ(笑)。その日我々はホテルでゆっくり休みました。
最終日は空港近くのヤス島にあるウォーターワールドでヤケクソ観光して帰国へ。ガッツリ遊んで機内で眠りましたが、妻氏は飛行機で寝れない人なので9時間起きっぱなし、時々目が覚める度妻氏を見るとソリティアしてました、お疲れ様でした。
今回現金を全く使うことなく全てクレジットカードで済みました。両替した1万円分のUAEディルハム、どうすっぺ……いつか来るUAEでのリベンジまでキープしておこうかな(笑)。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。