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“浦和レッズとサッカー愛がガチ女優”眞嶋優さん「西川(周作)選手の笑顔に心がバキュンと」マドリーの元名手には「あっという間に抜かれて…」
posted2023/07/29 11:02
text by
茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph by
Kiichi Matsumoto
“リフティング上手な女子”として話題の俳優・眞嶋優さんのインタビュー後、ポートレート撮影でのこと。浦和レッズのユニフォームを着た眞嶋さんに対して、フォトグラファー(カタールW杯を撮影)がこんな風に言っていた。
「まるで浦和レッズレディースの選手や、W杯出場各選手のポートレート写真みたいにカッコいいですね!」
たしかに出来上がった写真を見ても、試合が始まる前のスタメン図で三笘薫らが紹介されていた際の構図にそっくりというか……。
ミステリーハンターとして強豪国に足を運ぶとともに
しかし眞嶋さん、サッカーを幼少期からやっていただけあって、浦和レッズのユニフォーム姿も似合っている。
「はい、本当に浦和レッズが好きですからね!」
たしかにインタビューで話を聞いてみると眞嶋さんのサッカー愛は想像以上にガチだった。さらにはリフティングで磨いた足技によって、相当なサッカー好きタレントでもなかなかできない経験をしているのだ。
眞嶋さんは『世界ふしぎ発見!』のミステリーハンターとしてクロアチア、アルゼンチンというサッカー強国を訪れているが、そのほかにもこの1年間でサッカー関係の仕事でドイツやスペインを訪れている。
そんな眞嶋さんのYouTubeを見てビックリしたのが、スペインの首都マドリードを訪れた際の出来事。公認アンバサダーを務めるサッカーゲームアプリ『FIFA MOBILE』の活動の一環で眞嶋さんが足を運んだ先は、レアル・マドリーの練習場。アカデミー選手の顔写真が飾られている中で「ピピ」こと中井卓大を見つけるなど、眞嶋さんが楽しんでいると……ピッチに現れたのは、2000年代後半から2010年代にかけてマドリーの右サイドバックの定位置を任された、アルバロ・アルベロアだった。
「前もって〈トレーニングセッションをやるよ〉と言われてはいたのですが、そこに誰が来るのかが全く分からないシステムだったんです。それで軽くトレーニングしていたら、アルベロアさんが登場されたんです! そこから〈ミニゲームをするよ〉という流れになって、アルベロアさんと同じチームになったら、私の名前が覚えやすいのか〈ユウ、ユウ〉と凄く呼んでくださったんです」
アルベロアさんからのパス、マッチアップの思い出
W杯とEURO2012優勝メンバーであるアルベロアと一緒にサッカーができるだけでうらやましい限りだが……サッカーをしっかりとプレーしていた眞嶋さんだから分かる感覚があった。