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キンタロー。「水泳の授業は地獄でした」 明かした“自分の容姿”へのコンプレックス…ブレイク前夜を支えた“社交ダンス恩師と石橋貴明の言葉”
posted2023/07/19 11:03
text by
音部美穂Miho Otobe
photograph by
Shiro Miyake
国民的アイドルだけでなく「北京五輪の天才子供トランペッター」など、特徴を捉えまくったものまねで再ブレイク中の芸人・キンタロー。さん。最近、10キロ以上もの減量に成功し、見事に引き締まった体を手に入れたボディメイク経験者でもある。
インタビュー第2回は、ずっとコンプレックスだったという体型、そして競技ダンスやお笑いの道に進んだことで変化した容姿への思いについて語ってもらった。(NumberWebインタビュー全3回の2回目/#3に続く)
インタビュー第2回は、ずっとコンプレックスだったという体型、そして競技ダンスやお笑いの道に進んだことで変化した容姿への思いについて語ってもらった。(NumberWebインタビュー全3回の2回目/#3に続く)
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――キンタロー。さんは、今回の「BEST BODY JAPAN」出場のためだけでなく、何度かボディメイクに挑戦されているそうですね。
キンタロー。さん(以下、キンタロー。) そうなんです。思い返せば、私の人生って子供の時からコンプレックスとの戦いだったんですよ。小学校時代から顔が大きくて、男子から「顔デカ」ってからかわれたりしていたから。加えて、中学生になると一気に太って、体にもコンプレックスを抱くように。身長が5cm伸びたと思ったら、座高もしっかり5cm伸びていて「脚長くなってないじゃん!」って落ちこんだり。他人に体型を見られる場面が苦痛でたまらなくて、水泳の授業は地獄でしたね。
社交ダンスでコンプレックスが薄まっていった
――そのコンプレックスはいつ頃まで抱いていたんですか?
キンタロー。 大学で社交ダンス部に入ってから少しずつ変わっていきました。当時からお笑い芸人を目指していたので、芸の肥やしにするために面白い特技が欲しくて入部したんですが、想像以上に楽しくて、見事にハマって。
社交ダンスって、優雅に踊っているように見えるかもしれないんですが、実際はかなりハードな有酸素運動なんですよ。だから体重がみるみる落ちていったんです。それに、大会に出るときは、デーモン小暮閣下並みの濃いメイクをして、プリンセスのようなドレスを着るから、“化けられる”。なりたい自分に変身してパフォーマンスするようになったら、コンプレックスがだんだん薄まっていった気がします。