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大谷翔平とトラウトの“6年目も変わらない”リスペクト「勉強させられっぱなし」…ツーショットが映ると球場が熱狂する“トラウタニ”の現在

posted2023/06/26 17:02

 
大谷翔平とトラウトの“6年目も変わらない”リスペクト「勉強させられっぱなし」…ツーショットが映ると球場が熱狂する“トラウタニ”の現在<Number Web> photograph by Getty Images

エンゼルスの中心としてチームを牽引する大谷翔平とマイク・トラウト

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斎藤庸裕

斎藤庸裕Nobuhiro Saito

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両リーグトップとなる25号本塁打を放つなど、好調を続ける大谷翔平。活躍の裏には、「MLB最高の野手」と言われるチームメイト、マイク・トラウトの存在があった。2018年のエンゼルス加入時から変わらない“信頼関係”を、現地で取材を続ける斎藤庸裕氏が振り返る。

 本拠地アナハイムでのエンゼルスの試合前には、これまでの歴史や栄光、最近のプレー映像が、球場の大型スクリーンに流される。

 2002年のワールドシリーズ制覇などの懐かしいシーンから始まり、大谷翔平投手(28)の本塁打や、日本人初のサイクル安打を達成した時の映像を挟み、締めくくりはいつも大谷とマイク・トラウト外野手(31)のツーショットだ。トラウトが大谷の肩に左手を回し、肩を組んでいる後ろ姿。球場全体の熱気が高まり、盛り上がる中で選手達はフィールドに向かう。

 18年に大谷がメジャーに挑戦して以来、中心選手としてチームを支えてきた2人。互いに刺激を受け、喜びも悔しさも共有してきた。いまや、両選手のアーチ競演は「トラウタニ弾」として定着。トラウトは今季、4月2日に大谷とそろって1号本塁打をマークした試合後、「トラウタニだろ? 気に入っているよ。トラウタニにとっても、いい日になったね」と、自らコンビ名のフレーズを口にして笑顔を見せた。

【次ページ】 大谷翔平が語る「トラウトへの変わらないリスペクト」

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