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大谷翔平と水原通訳の“空気感ピッタリ”な関係性…キャッチボールに運転、“11年目の絆”が深すぎた「翔平の英語はみなさんが思っているより…」
posted2023/06/24 17:04
text by
柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph by
AFLO
水原通訳が明かす“大谷の英語力”「みなさんが思っているより…」
'23年4月7日の本拠地開幕・ブルージェイズ戦。水原一平通訳は地鳴りのような大歓声を浴びた。当人は目を見開き、少し驚いたような表情を見せ、大谷もイタズラっぽい笑みを浮かべていた。大谷もメジャー6年目。言わずもがな、英語は上達している。特に聞き取りは問題ないように映る。米メディアによる“囲み取材”には水原通訳とともに臨むが、質問された時点で内容を把握しているようだ。WBC準決勝後のインタビューでは、歓声で水原通訳が質問の声を聞き取れないことがあったが、大谷は理解し、水原通訳が聞き直すのを制して、自ら話し始めていた。
エンゼルス移籍1年目の'18年2月。キャンプで水原通訳は「チームメイトが翔平に話しかけている時になるべく入らないようにしています。どこまでいけるのかなと」と語っていたが、今ではその気遣いが無用になった。今季からバッテリーを組む捕手ローガン・オホッピーとのコミュニケーションも直接、英語でやり取り。水原通訳が「翔平の英語はみなさんが思っているより3倍くらいできていると思います」と語っていたのが印象的だった。