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横綱照ノ富士が両膝手術で休場し、リハビリに専念。若手の奮起に期待。

posted2022/11/24 07:00

 
横綱照ノ富士が両膝手術で休場し、リハビリに専念。若手の奮起に期待。<Number Web> photograph by NIKKAN SPORTS

先月、両膝内視鏡手術を受けた照ノ富士(中)。稽古場に姿を見せ、完全復帰へ向けて日々リハビリに励んでいる

text by

佐藤祥子

佐藤祥子Shoko Sato

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NIKKAN SPORTS

 一年納めの11月九州場所に、横綱照ノ富士の姿がなかった。横綱昇進以来、初の“全休”となってしまったのだ。

 先の9月秋場所では両膝のケガを悪化させ、途中休場。「両変形性膝関節症、右膝骨挫傷」と診断された照ノ富士は、コロナ禍で延期されていた横綱昇進パーティを終えた直後の10月18日に、内視鏡手術を受けたという。すでに1度目の大関時代から膝は悲鳴をあげ、これまでに3度の手術を経験している。同時期に内臓を患い、一時は序二段にまで番付を落としていたのは記憶に新しい。

 奇跡の復活劇での横綱昇進後は、痛み止めの量を増やしながらも土俵に立ち、その責務を果たしていた。秋場所後に行われた先輩力士らの引退相撲でも、気力をふり絞って横綱土俵入りを披露していたが、花道を下がる姿が痛々しいほどだった。

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