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「得点シーンより、ボールを持っていない選手を見ています」サッカーの“オフザボール”にヒントを見出す、バレーボール日本代表・高橋藍の戦術眼 

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photograph byKiiichi Matsumoto

posted2022/10/07 11:00

「得点シーンより、ボールを持っていない選手を見ています」サッカーの“オフザボール”にヒントを見出す、バレーボール日本代表・高橋藍の戦術眼<Number Web> photograph by Kiiichi Matsumoto

東京オリンピックでの活躍も記憶に新しい高橋選手。さらなる飛躍を遂げるため、21年12月からはセリエA・パドヴァでプレーしている

――PK戦のようにプレッシャーがかかる場面でも勝負強そうですね。

高橋 バレーボールにたとえるならば、最終5セット目の(15点マッチで)14対14のデュースに似た状況ですよね。その緊張感は最高やと思うし、そこでキーパーとして止めたら盛り上がる。シュートをするほうは「絶対に決めなきゃ」とプレッシャーがあるので嫌ですね(笑)。そんな場面でど真ん中に蹴る度胸と根性は、僕にはありません(笑)。

4年に一度の発見と刺激

――11月21日にいよいよカタールワールドカップが開幕します。競技は異なりますが同じ日本代表選手の1人として、また1人のサッカー好きとして、楽しみにしていることは何でしょうか?

高橋 やはり一番は日本代表が世界とどこまで戦い、どんな快進撃を見せるか。どういう結果を残すかというのが楽しみです。日本代表はもちろん、世界でも「こんな選手が出てきたのか」「これからどれだけすごい選手になるんだろう」とワクワクさせるような選手が出てくるのも、ワールドカップの魅力ですよね。4年に一度だからこその進化、発見が自分にとっても刺激になりますし、若い選手が出てくれば「自分も負けずにやらなきゃ!」と思うので、とても楽しみです。

 日本ではABEMAで全試合が見られるんですよね。いいなぁ(笑)。イタリアでも見られたら移動中など空いている時間を使って、僕も全試合じっくり楽しみたい派なのでとてもうらやましいです! でもイタリアでも日本戦を含め、見られる試合はいくつもあると思うので、存分にワールドカップを楽しみたいですね。もちろんイタリアから日本代表、応援します!

(構成=田中夕子)

高橋藍(バレーボール)(たかはし・らん)

2001年9月2日、京都府生まれ。小学2年生でバレーボールを始める。東山高3年時に全日本高校選手権で優勝し、その後、日本代表入り。20年4月に日本体育大学へ進学。1年時には全日本インカレ準優勝。東京2020オリンピックに出場し、ベスト8に貢献。現在、日体大に在学しながら、イタリア・セリエAのパドヴァでプレーしている。

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