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線審を「告げ口女」扱い、会見で寿司モグモグ… 大坂なおみ設立会社の顧客1号キリオスの“極悪言動”と日本人関係者が明かす“意外な素顔”
text by
山口奈緒美Naomi Yamaguchi
photograph byGetty Images
posted2022/07/04 17:13
世界ランク5位のチチパスを3-1で下し、4回戦へ駒を進めたキリオス
”悪童”のスポンサーは?
エージェントの最大の仕事はスポンサーをとってくることだが、ウィンブルドンでの戦いも先行きのカギを握るのだろう。4回戦は日本時間の4日午後9時半から行われる。対戦相手はグランドスラムの4回戦に初めて駒を進めてきた日系アメリカ人を父親に持つブランドン・ナカシマ。キリオスにとっては、2014年のウィンブルドン、2015年の全豪オープンに並ぶグランドスラム自己最高タイ成績となるベスト8進出をかけた戦いだ。
現在はヨネックスやナイキなどのテニスギア以外に、オーディオ機器の『Beats(ビーツ)』や『マレーシア航空』などがキリオスのスポンサーについている。しかし、オーストラリアの下着ブランド『Bonds(ボンズ)』がわずか数カ月で契約を解消したという過去もある。あまりの素行の悪さが理由だったとか。
このキャラは今後のテニス人気に欠かせないものか、それともあらゆる人間の関係性をギスギスさせるだけの邪悪な存在か。いつまでも議論が続くのは、前者を強く信じる人々が確かに存在するからだ。
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