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ジャンプ二刀流の新星
posted2021/10/16 07:00
伊藤は2001年1月16日生まれの20歳、三重県出身。父・純哉さんは走り幅跳びでインターハイに出場した経歴の持ち主
text by

小川勝Masaru Ogawa
photograph by
AFLO
陸上競技は気候のよくなった秋にいい記録が出ることはよくあるが、大学生の日本一を決める日本インカレですごい記録が出た。日本インカレには個人の成績を争う個人選手権と、大学のチームの成績を争う対校選手権という2つの大会があるが、秋に開催されるのは対校選手権のほうだ。
2021年は9月に埼玉県の熊谷スポーツ文化公園で開催され、男子の走り幅跳びと三段跳び両方に出場した近大高専の伊藤陸が、走り幅跳びで8m05、三段跳びで17m00という大台の記録を出して優勝した。走り幅跳びの8m05は伊藤にとって自己記録だったが、三段跳びの17m00は日本学生記録で、日本歴代3位にあたる記録だ。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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