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久保建英「堂安選手が左手で…」Wエース弾でメキシコ撃破 インタビュアー内田篤人が吉田麻也に「ちゃんとやって」とツッコめるほど好ムード〈五輪サッカー男子〉
posted2021/07/25 22:30
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Naomi Baker/Getty Images
東京五輪の男子サッカー、日本は25日にメキシコとのグループステージ第2戦に臨み、久保建英、堂安律のゴールで2-1で勝利した。
22日の南アフリカ戦を1-0で勝ち点3を積み上げた日本は、初戦からスタメンを三好康児→相馬勇紀に替えてキックオフの笛を聞く。キックオフ直後にメキシコがゴール前に迫る場面があったものの、お返しとばかりに立て続けに攻勢をかける。
6分、右サイドを切り込んだ堂安の折り返しに走り込んだ久保がダイレクトで合わせる今大会2戦連続ゴールで先制に成功する。
その5分後にはペナルティーエリア左で仕掛けた相馬への相手DFのスライディングがVARでPK判定に。このチャンスにキッカーを務めた堂安は迷うことなくど真ん中へと蹴り込み、わずか11分で2-0とした。
攻守に連動した日本は前半を2点リードで折り返すと、後半はメキシコにボールを握られる展開となった。しかし68分に最終ライン裏を抜け出した堂安が相手DFバスケスのレッドカードを誘発し、1人多い状態となった。チームは守りに入らず、前田大然、上田綺世、三笘薫と攻撃的なカードを切って最後までアグレッシブにいった。84分にはアルバラドの右サイドからの直接FKで1点を返されたものの、強敵相手にリードを守り切った。
内田篤人氏が聞き手を務めた試合後のインタビューで、主将の吉田麻也は「2試合目が大事だと分かっていたので、すべて出し切るつもりでやろうと言っていました」「前半に2点取れたのは非常に楽になったなと思います」など語った後、「もう終わり?」とかつて日本代表でともにピッチに立った戦友にユーモアを口にすると、内田が「あのー、これ流れてる、生で。だからちゃんとやって」とツッコミを入れる場面があった。