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大谷翔平“HR競争のサビ”を取り払う後半戦初34号ホームラン… MLB公式も「そして彼は明日投げるぜ」とワクワク〈Weekly SHOTIME〉

posted2021/07/19 17:00

 
大谷翔平“HR競争のサビ”を取り払う後半戦初34号ホームラン… MLB公式も「そして彼は明日投げるぜ」とワクワク〈Weekly SHOTIME〉<Number Web> photograph by Icon Sportswire/Getty Images

34号本塁打を放った大谷翔平

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NumberWeb編集部

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 エンゼルスの大谷翔平は現地時間18日(日本時間19日)のマリナーズ戦、9回に後半戦初となる34号本塁打を放つなど、2安打2打点の活躍を見せた。オールスター前後での振舞いを含めて話題に事欠かなかった1週間をあらためて振り返ってみよう。

<MLBホームランダービー>
1回戦/大谷28-31ソト
<MLBオールスター>
打:2打数0安打
投:1回0安打0失点(勝利投手)

 日本人野手としてはイチロー、松井秀喜、福留孝介に続く史上4人目、そしてMLB史上初となる二刀流プレーヤーとしてのオールスター出場となったが、その前日にはホームランダービーに出場するフル回転ぶりだった。

 水原一平通訳をキャッチャーに従えてフルスイングを連発し、2度の延長戦を戦った大谷はさすがにお疲れの様子で、オールスター本番も2つのゴロに終わった。ただ先発ピッチャーとしてナ・リーグのタティスJr、マンシー、アレナドを三者凡退に切って取り、2019年の田中将大以来となる日本人2人目の勝利投手を手にすることに。

HR競争の賞金をチームスタッフにあげちゃった

 試合後、話題になったのはホームラン競争で得た賞金15万ドル(約1650万円)をエンゼルスのチームスタッフに贈ったこと。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は「オオタニはホームランダービーにこそ勝たなかったが、彼の努力の結果、エンゼルスで勤めている人を勝者にした」と称えた。

<7月16日 vsマリナーズ>
5打数1安打2打点2三振
<7月17日 vsマリナーズ>
5打数0安打4三振
<7月18日 vsマリナーズ>
3打数2安打2打点1本塁打2四球1三振
<今季ここまでの成績>
87試合314打数87安打34本塁打74打点

 後半戦スタートは同地区のマリナーズとの3連戦となった。試合をまたいだ5打席連続三振を喫する場面はあったものの、第1戦と第3戦のいずれも9回裏に、2点タイムリーと34号本塁打を放つなど終盤に集中力を発揮して結果を残した。

 特に本塁打王争い2位のゲレーロJr(ブルージェイズ)に3本差をつける34号は、低めに沈む変化球を巧みにすくい上げ、右中間スタンドに突き刺さる一撃となった。

【次ページ】 MLB公式でも「HR競争のサビを取り払う……」

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大谷翔平
ロサンゼルス・エンゼルス

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